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承認欲求と人と仕事
2019年3月18日
「承認欲求」って言葉、聞いたことありますか?
今朝、霜で草が凍り付く寒い中、バイクで出勤した新人「S」です。
今日は「承認欲求」についてお話したいと思います。
心理学者マズローの欲求五段階説。聞いたことはありますか?
人は誰でも自分の存在を認めてほしい、自分を価値あるものとして、存在を許可してほしい。という欲求を持っています。
これを無視して、上司だからといって「あれをやれ、これをやれ」といっても人は心から動こうとしません。
給料もらっているんだから、働くのが当然だろう。という正論でも、人は動きません。
たしかに間違ってはいないし、当然といえば当然です。しかし人は、事実ではなく、感情で動く存在です。普段、自分の存在の価値を承認によって、その欲求が満たされていないと、心が空っぽのまま、無理やり自分を従わせようとして、捻じれが生じます。
それが表情や態度に反映され、人間関係が悪化してしまう。なんてこともあります。
日本人の多くは、承認が苦手です。なぜなら自分が承認される経験が少ない人が多いからです。がんばれ!とか、根性、とか甘えるな…とか、無私の精神、謙遜が美徳と言われて来た背景があるからでしょう。
なかなか他者を承認するという文化がありません。
普段からの承認がなければ、褒めても叱っても、人は心を閉ざしてしまいます。
今これを読んでいるあなたも、こんなことないですか?
部下が言うことを聞かない、思いを共有できない。
上司が全然理解してくれない。
少なからずそんな経験はないでしょうか?
そんな言動、行動を続けるうちに、尊敬と信頼を失ってしまうことが起こってしまいます。
私たちは人を本当に生かし、愛することを本気で考えています。今まで傷ついたり、人間関係に悩んで辞めてしまった…とか。そんな人が出ないように、心がけたいと思っています。
お互いに承認しあい、尊敬しあう社会になったら、どんな世の中になるのでしょうね!小さな一歩から始めてみたいと、思います。
承認欲求が満たされると、人は自ら動きだし、次の成長段階へ進んでいきます。どんどん人が成長していくような、社会、会社…そんな風にしたいと思います。
それでは。